たばこやアルコール
タバコは、多数の有害物質が含まれており、喫煙による害は「肺がん」が第一に挙げられます。ニコチンや一酸化炭素による心臓や脳の血管障害も深刻な問題となります。糖尿病の高血圧が続くと血管障害が起こりますが、喫煙はその血管障害を加速させてしまいますから、医師からも喫煙を指導されるはずです。喫煙によって口寂しくなり太ってしまう人もいますが、食事療法や運動療法によって血糖値や体重をしっかり管理しましょう。
アルコールによる慢性膵炎では、約3割が糖尿病を併発すると言われます。膵臓は血糖値を下げるホルモンであるインシュリンを作っていますが、膵臓の働きが悪くなると糖尿病になるのです。また、膵炎を起こしていなくても、アルコールによって肝障害を起こしていたり、肥満になったりしていると、糖代謝に異常が起こり、糖尿病を起こしやすくなります。
糖尿病の人でも、血糖コントロールが長期間良好に保たれている、糖尿病性合併症がないなどで、食事療法のみをしている人には、2単位ほどの飲酒であれば許可がでることがありますが、飲酒の際のおつまみには、塩分や脂肪分が多いので食事療法にも影響が出るため、基本的に飲酒は控えたほうが良いとされます。また、インシュリンによる治療をしている人は、危険な低血糖発作と酔いの症状の区別がつかず、手当が遅れてしまうことがありますから、アルコール厳禁です。
